コラム詳細

第77回国民体育大会愛知県選手団結成式を開催しました!

イベント

結成式全体写真

国民体育大会(国体)について

 皆様の中には、「国体」という言葉は知っているけれど、具体的にどのような大会なのかご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
 そこで、まずは国体について紹介します。

 国体とは、正式名称を「国民体育大会」といい、公益財団法人日本スポーツ協会・文部科学省・開催地都道府県の三者が共催で行っている日本最大の国民スポーツの祭典です。
 国体には、大きく分けて1~2月頃に行われる「冬季大会」と9~10月頃に行われる「本大会」があります。冬季大会では、スケート、アイスホッケー、スキーの3競技が実施され、本大会では、陸上、サッカー、水泳をはじめとする37競技が正式競技として実施されています。

 各都道府県持ち回り方式で開催されており、今年度は、第77回国民体育大会本大会が栃木県、特別国民体育大会冬季大会が青森県と岩手県で開催されます。ちなみに、愛知県において直近で開催された大会は、本大会では第49回大会「わかしゃち国体」(1994年)、冬季大会では第76回大会「夢!きらリンク愛知国体」(2021年)です。

 国体は都道府県対抗で頂点を競い、冬季大会と本大会で実施した全正式競技の男女総合成績1位に天皇杯、女子総合成績第1位に皇后杯が授与されます。愛知県は、男女総合・女子総合ともに8位以内入賞を多く果たしており、第49回大会では、男女総合・女子総合ともに優勝している強い県なのです。



この写真は、第49回大会の際に授与された天皇杯・皇后杯のレプリカです。

天皇杯及び皇后杯レプリカ

関連資料

愛知県選手団について

今年度、本大会に参加した愛知県選手団は次のとおりです。

本部役員:団長、副団長、総監督、スポーツドクター、総務20名
競技団体付総務:14名
選手・監督等:609名

今年度本大会で実施された37競技のうち、愛知県の選手は36競技に出場しました。ほとんどの実施競技において、5月から8月にかけて開催される東海ブロック大会で勝ち残らなければ本大会に出場できません。こんなに多くの競技で本大会に出場できることが愛知県の競技力の高さを表しています。

また、国体では、愛知県選手団が着用するユニフォームもあります。写真を見ていただくと分かるかと思いますが、結成式で客席にいる選手たちが着用しているものです。背中のマークが印象的ですよね。これは、愛知県の花カキツバタをイメージしてデザインされたものだそうです。




第77回国民体育大会愛知県選手団結成式を開催しました!

 2022年9月15日に、監督・選手をはじめとする愛知県選手団や来賓の方々に出席いただき、愛知県芸術劇場大ホールにおいて「第77回国民体育大会愛知県選手団結成式」を開催しました。新型コロナウイルス感染症の影響で本大会が2020年、2021年と2年間開催されなかったため、結成式も3年ぶりの開催となりました。選手の皆さんにとっては待ちに待った本大会開催だったのではないでしょうか。

  結成式は、以下の次第に沿って行いました。

式次第
(1)開式
(2)国歌斉唱
(3)主催者挨拶
   愛知県知事 大村秀章
(4)役員・選手団紹介
(5)県旗授与
(6)激励の言葉
   愛知県議会議長 須﨑かん
(7)選手代表宣誓
   【宣誓者】 ハンドボール成年男子 水町孝太郎 豊田合成株式会社
   【旗 手】 テニス少年女子    津田梨央  名古屋経済大学市邨高等学校1年
(8)団長挨拶
   (公財)愛知県スポーツ協会副理事長 大河内廣之
(9)国民体育大会歌「若い力」斉唱
(10)閉式

 主催者挨拶では、選手団顧問である大村秀章知事から、あいさつと激励の言葉をいただきました。その後の県旗授与では、大村知事から大河内廣之副団長へ、大河内副団長から旗手の津田梨央選手へ県旗を手渡していきました。また、愛知県議会の須﨑かん議長からも激励の言葉をいただきました。選手代表者による選手宣誓では、水町孝太郎選手が大会に向けての意気込みを力強く述べました。

 選手の皆さんには愛知県の代表としての自覚を持って結成式に臨んでいただいたように思います。試合でも、日頃の練習やトレーニングの成果を十分に発揮し、それぞれの目標に向かって悔いのない大会にしてほしいと強く感じた結成式でした。




県旗授与
選手宣誓

団長挨拶
選手

ページトップへ戻る