コラム詳細

あいちトップアスリートアカデミー2024開講式を開催しました!

イベント

アカデミー生の集合写真

あいちトップアスリートアカデミー2024開講式を2024年7月15日(月・祝)に実施し、124名のアカデミー生が認定を受けました!

関連資料

「あいちトップアスリートアカデミー」とは、愛知県全域からスポーツ能力の高い子どもたち等を発掘し、各競技団体と連携してオリンピック・パラリンピック等の国際大会で活躍できる「トップアスリート」を育成することを目指す事業です。

小学4・5年生を対象とする「キッズ」、小学6年生から中学校2年生までを対象とする「ジュニア」は、多くの競技体験を通じて、その後自分の適正に応じた競技種目を選択できることを目指して活動します。
中学1年生から大学生年代までを対象とする「ユース」は、本人の能力をより発揮できる競技種目へ転向し、トップアスリートを目指します。
「パラアスリート部門」では、小学4年生以上の肢体不自由者・知的障害者・視覚障害者を対象に、スポーツ能力の高いアスリートを発掘し、各競技団体と連携してトップアスリートを育成することを目指します。

4~6月に行った選考会には783名の応募があり、キッズ・ジュニアは3日間(3会場)、ユース・パラアスリート部門はそれぞれ1日で体力測定等を行いました。


敏捷性測定の様子
バランス力測定の様子

30m走測定の様子
車いすバスケットボールのシュートの様子

その後、合格候補者を対象に1年間の活動計画等を説明する事業説明会を開き、全コース・部門合わせて124名のアカデミー生が決まりました。

7月15日(月・祝)いよいよ開講式当日です。
今回の会場は、ウィルあいち(愛知県女性総合センター)のウィルホールです。


ホールの様子
ホワイエの様子

開講式の約30分前、12時20分から受付が始まりました。希望と期待の高さがアカデミー生の集合の様子にも現れ、受付時間よりもずいぶん早くに会場に到着し、ワクワクしながら開始の時を待つアカデミー生・保護者の姿が見られました。受付が終わると、全員お揃いのアカデミーTシャツに着替えます。今年のTシャツの色は「オレンジ」。やる気が高まる鮮やかな色ですね!


受付の様子
アカデミーTシャツ

13時、いよいよ開講式のスタートです。
はじめは、認定証の授与です。
各コース・部門の代表者が大村秀章愛知県知事から認定証を授与されました。アカデミー生としての第1歩を踏み出した瞬間です。


認定証授与の様子
アカデミー生の様子

認定証授与の後は、大村知事から、
「全国そして世界の舞台で活躍するアスリートとなれるよう、大いに頑張ってください。」など、
県民に夢と希望、勇気を与える存在として、活躍を期待する激励の言葉がアカデミー生にかけられました。


大村秀章愛知県知事によるあいさつ

最後に、アカデミー生代表者による誓いの言葉です。
「アカデミー生としての自覚を胸に刻み自分の可能性を信じて、仲間と一緒に未来のトップアスリートになれるよう努力します!」
力強い言葉で、これから1年間の活動への意欲を述べました。


アカデミー生代表者による誓いの言葉

開講式の後には、コース・部門ごとと全員で、知事とその後行われたオリンピアン・パラリンピアン講話の講師2人を囲んで写真を撮りました。
初めて出会う仲間との写真に、まだまだ緊張の面持ち。
これからプログラムを共にする仲間との絆は、活動を通じて深まり、3月の修了式には、きっと満面の笑みでの写真となることでしょう!
コース・部門ごとの写真はこちら!
(上段左:キッズ、上段右:ジュニア、下段左:ユース、下段右:パラアスリート部門)


キッズの集合写真
ジュニアの集合写真

ユースの集合写真
パラアスリート部門の集合写真

開講式・写真撮影に続いては、最初の育成プログラムとして、愛知県ゆかりのトップアスリートをお迎えし、オリンピアン・パラリンピアン講話を行いました。

ゲストは、水泳競技で、東京2020オリンピック 女子4×100mメドレーリレー 8位入賞の小西 杏奈(こにし あんな)さんと、陸上競技で、東京2020パラリンピック男子100m 5位入賞の石田 駆(いしだ かける)さんのお2人です。

お2人からは、競技との出会いや、トップアスリートとして大切なことなど、貴重なお話をしていただきました。
小西さんからは、競技を始めるきっかけや競泳の魅力、オリンピックでのメドレーリレーのメンバーとの交流について、石田さんからは、陸上競技の特性や試合前のモチベーションの保ち方、東京パラリンピックでの話について、お話しいただきました。
最後は、アカデミー生からの質問も活発に行われ、講師のお二人には丁寧に回答していただきました。

講話後のアカデミー生の感想は、次のとおりです。
「「好き」という気持ちが競技を続けて行くうえでの最大のモチベーションだと教わりました。」
「体幹トレーニングやストレッチなど毎日の積み重ねの大切さを教えていただいたので、実践していこうと思いました。」
「オリンピアン、パラリンピアンのお二人が毎日努力をしていることがわかりました。自分もトップレベルをめざすなら、二人を超える努力をしないといけないことがわかりました。」
「不利なことを強みに変える努力をすることやプラスな考え方がすごく参考になりました。」
といったものがありました。

アカデミー生は、今後の活動にぜひ生かしてくださいね!


講話の様子
競技との出会いを語る小西さん

アカデミー生の質問の様子
質問に答える石田さん

愛知・名古屋で2026年9月・10月に、第20回アジア競技大会と第5回アジアパラ競技大会が開かれます。
この124名の輝く原石の中から、国際舞台で活躍する選手が出てきてくれることを信じて、これから始まるアカデミー育成プログラムを見守っていきたいと思います。

※アカデミー活動の様子は、以下のサイト・SNSからご覧いただけます。
 【あいちトップアスリートアカデミー2024 ウェブページ】
 (https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyougi-shisetsu/topathlete-2019.html)
 【あいちトップアスリートアカデミー2024 インスタグラム】
 (http://www.instagram.com/aichi.topathlete.academy)


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