コラム詳細

あいちトップアスリートアカデミー2025開講式を開催しました!

イベント

あいちトップアスリートアカデミー2025開講式を2025年7月21日(月・祝)に実施し、128名のアカデミー生が認定を受けました!

関連資料

「あいちトップアスリートアカデミー」とは、愛知県全域からスポーツ能力の高い子どもたち等を発掘し、各競技団体と連携してオリンピック・パラリンピック等の国際大会で活躍できる「トップアスリート」を育成することを目指す事業です。

小学4・5年生を対象とする「キッズ」、小学6年生から中学2年生までを対象とする「ジュニア」は、多くの競技体験を通じて、その後自分の適性に応じた競技種目を選択できることを目指して活動します。
小学1年生から大学生年代までを対象とする「ユース」は、本人の能力をより発揮できる競技種目へ転向し、トップアスリートを目指します。
「パラアスリート部門」では、小学4年生以上の肢体不自由者・知的障害者・視覚障害者を対象に、スポーツ能力の高いアスリートを発掘し、各競技団体と連携してトップアスリートを育成することを目指します。

4~6月に行った選考会には668名の応募があり、キッズ・ジュニアは3日間(3会場)、ユース・パラアスリート部門はそれぞれ1日、選考会として体力測定等を行いました。


敏捷性測定の様子
バランス力測定の様子

30m走測定の様子
ボッチャの様子

その後、合格候補者を対象に1年間の活動計画等を説明する事業説明会を開き、全コース・部門合わせて128名のアカデミー生が決まりました。

そして、7月21日(月・祝)いよいよ開講式当日です。
今年度の会場は、岡谷鋼機名古屋公会堂の大ホールです。


ホールの様子
受付の様子

開講式の約30分前から受付が始まりました。希望と期待の高さがアカデミー生の集合の様子にも現れ、受付時間よりもずいぶん早く会場に到着し、ワクワクしながら開始の時を待つアカデミー生・保護者の姿が見られました。受付後は、全員お揃いのアカデミーTシャツに着替えます。今年のTシャツの色は「バイオレットパープル」。やる気が高まる色ですね!


開式を待つアカデミー生の様子
アカデミーTシャツ

午後1時、いよいよ開講式のスタートです。
はじめは、認定証の授与です。
各コース・部門の代表者に大村秀章愛知県知事が認定証を授与しました。アカデミー生としての第1歩を踏み出した瞬間です。


知事からの授与の様子
アカデミー生の様子

認定証授与の後は、大村知事から、
「アカデミー生として誇りをもってこれからの活動に取り組んでいただきたいと思います。全国、そして世界の舞台で活躍するアスリートとなれるよう、大いに頑張ってください。」など、
県民に夢と希望、勇気を与える存在として、活躍を期待する激励の言葉がアカデミー生にかけられました。


大村秀章愛知県知事によるあいさつ

最後に、アカデミー生代表者による誓いの言葉です。
「アカデミー生としての自覚を胸に刻み自分の可能性を信じて、仲間と一緒に未来のトップアスリートになれるよう努力します!」と、力強い言葉で、これから1年間の活動への意欲を述べました。


アカデミー生代表者による誓いの言葉

開講式の後に、知事とその後行われたオリンピアン・パラリンピアン講話の講師2人を囲み、コース・部門ごとと全員で写真を撮りました。
初めて出会う仲間との写真に、まだまだ緊張の面持ち。
これからプログラムを共にする仲間との絆を活動を通じて深め、3月の修了式の写真には、きっと満面の笑みとなることでしょう!
コース・部門ごとの写真はこちら!
(上段左:キッズ、上段右:ジュニア、下段左:ユース、下段右:パラアスリート部門)


キッズの集合写真
ジュニアの集合写真

ユースの集合写真
パラアスリート部門の集合写真

開講式・写真撮影に続いて、最初の育成プログラムとして、愛知県ゆかりのトップアスリートをお迎えし、オリンピアン・パラリンピアン講話を行いました。

ゲストは、スケート・ショートトラック競技で、2018年平昌冬季オリンピックと2022年北京冬季オリンピックの2大会で入賞された吉永 一貴(よしなが かずき)選手と、車いすバスケットボール競技のパリ2024パラリンピックで7位入賞の大津 美穂(おおつ みほ)選手のお二人です。

お二人からは、競技との出会いやトップアスリートとして大切なことなど、貴重なお話をしていただきました。
吉永選手からは、練習を毎日継続することの大切さと2大会出場されたオリンピックでのお話を、大津選手からは、常に前向きな気持ちで競技に取り組んでいることやパリパラリンピックに出場した時のことについて、お話しいただきました。
最後の質問コーナーでは、アカデミー生から積極的に質問があり、講師のお二人には丁寧に回答していただきました。

講話後のアカデミー生と保護者の感想は、次のとおりでした。
「選手の学生時代のことやオリンピック、パラリンピックの食事のことが聞けて良かったです。」
「吉永選手と大津選手に、辛くなってしまった時の乗り越え方などを聞いて学ぶことができました。」
「トップアスリートになれるように、これからは毎日の積み重ねを頑張ろうと思いました。」
「結果がでる姿を意識しながら自分のやるべきことを考えるというお話を聞き、子どもにもいろんなことを意識して考えてほしいと思いました。また、本当に何事にも継続することが大事だと感じました。」
「オリンピアン・パラリンピアンの少年少女時代のスポーツに取り組む姿勢や練習量にに感激を受けました。子供が目指したい種目ができたら、しっかりサポートしたいと思います。」

アカデミー生の皆さん、今後の活動にぜひ生かしてください!


講話の様子
競技との出会いを語る大津選手

アカデミー生の質問の様子
質問に答える吉永選手

2026年9月・10月に第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)と第5回アジアパラ競技大会(2026愛知・名古屋)が開かれます。
この128名の輝く原石の中からも、将来、国際舞台で活躍する選手が出てきてくれることを信じて、これから始まるアカデミー活動を見守っていきたいと思います。

※アカデミー活動の様子は、以下のサイト・SNSからご覧いただけます。
 【あいちトップアスリートアカデミー2025 ウェブページ】
 (https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyougi-shisetsu/topathlete-2019.html)
 【あいちトップアスリートアカデミー2025 インスタグラム】
 (http://www.instagram.com/aichi.topathlete.academy)


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