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「第79回全国レクリエーション大会inあいち」の実施種目を紹介するよ!第32回「レクリエーション卓球」

第79回全国レクリエーション大会inあいちに向けて、体験できるレクリエーション種目をどんどん紹介していくよ!
今回は、「レクリエ-ション卓球」について、日本レクリエーション卓球連盟の六岡 肇(むつおか はじめ)さんにインタビューを行ったよ!
Q1 レクリエ-ション卓球とはどのような種目ですか?
A1 レクリエーション卓球は、年齢や性別、経験に関係なく誰でも気軽に参加できるよう工夫された卓球の種目です。現在、健常者と障がい者の交流がほとんど行われていない状況においても、お互いのルールを許容し合い、国民誰もが参加できる種目として全国的に参加者が増加しています。
Q2 レクリエ-ション卓球の魅力は何ですか?
A2 誰もが気軽に卓球を楽しめることが大きな魅力です。選手間で交流が生まれる競技であり、小中学生は次世代を担う重要な人材として、競技力向上を目的とした交流試合が数多く実施されています。一方、障がいを持つ方には競技ルールを一部変更して対応しています。また、年齢的に早い動きが難しい場合には、打球速度が遅い種目(ラージボール)も用意されています。ラケットを持ってボールを打つことで心が軽くなり、ネット越しにラリーが1本でも続けば自然と笑顔がこぼれる競技です。選手間には新たな友情やつながりが生まれ、豊かな健康人生を目指すことができます。
Q3 レクリエ-ション卓球が上手になるためのコツはありますか?
A3 卓球台・ラケット・ボールを使い、相手のコートに多くボールを打ち返すことが基本です。卓球は必ず相手が必要な競技であり、上達には相手と共に技能を高めること、そして相手を思いやる心が大切です。より速いボール、より回転したボール、台のどこにでも打てる技術などを身につけ、自分や相手のボールを自在にコントロールできる力を磨きましょう。
Q4 実施団体として、これまでどのような活動をしてきましたか?
A4 戦後間もない昭和初期、家庭に閉じこもる婦人たちのために、先代加藤妃生子(世界チャンピオン)会長が卓球の普及に尽力し、多くの婦人が全国的にラケットを手に楽しむ姿が見られました。年齢・性別・言語・地域に関係なく、みんなが卓球を楽しめば交流が生まれ、紛争がなくなり世界は平和になるという主旨のもと、全国の愛好者による卓球教室の開催、市民レベルの競技会企画・大会運営、障がい者共有ルールの確立、全国レク大会への参加など、1974年以来活動を続けています。
Q5 第79回全国レクリエーション大会inあいちは、全国の愛好者と県民の交流が図られる場になります。本大会では、どのようなことをしたいですか?
A5 第79回大会では、11月1日に小中学生個人大会、11月2日に硬式ミックスダブルス大会を実施予定です。小中学生には多くの試合の機会を、シニア世代中心のミックスダブルスでは障がい者にも分かりやすいルールでダブルスを行います。まだ競技に参加できない県民の方々には隣接する体験会場を用意し、ルール説明やラケットの握り方、ラリーの練習、簡単なゲーム練習を実施します。お互いに1本でも多くラリーを続け、笑顔あふれる会場を目指します。
Q6 県民の皆さんに一言メッセージをお願いします!
A6 ラケットを持ってボールを打てば、誰もが笑顔になれます。ぜひこの機会にレクリエーション卓球を楽しんで、一日幸せになってください。
ありがとうございました!レクリエーション卓球の魅力が存分に伝わりました。年齢や経験、障がいのあるなしに関係なく、みんなが楽しめるレクリエーション卓球は、「第79回全国レクリエーション大会inあいち」で体験できるよ!お楽しみに!